ニッテレ債権回収とは?
ニッテレ債権回収株式会社は、法務大臣の許可を受けた正規の債権回収会社(サービサー)です。詐欺や架空請求ではありません。
クレディセゾンやドコモdカードなど、様々な会社から債権を譲り受けたり、回収業務を受託して督促を行っています。そのため、届いた通知には元の借入先ではなく「ニッテレ債権回収」と書かれており、身に覚えがないと感じる方が多いのです。
どんな借金が請求されている?
ニッテレ債権回収が扱う主な元債権者は以下の通りです。
【譲受債権】※元の会社から債権を「買い取った」もの。
- クレディセゾン
- かんそうしん
- 九州カード
- ビューカード
- 三井住友トラストクラブ
- アプラスインベストメント
- ヤマトクレジットファイナンス
【受託債権】※元の会社から回収業務を「委託された」もの。
- ドコモdカード
- ポケットカード
- 日専連ホールディングス
- JFRカード
- 四国総合信用
- SFIリーシング
10年以上前、中には20年以上前の借金が請求されることもあります。「完済したはず」「忘れていた」という方も少なくありません。
やってはいけないこと。対応を誤るとどうなる?
通知が届いたとき、以下の行動は絶対にNGです。
① 少額だからと電話をかける
ニッテレ債権回収は、元々1つの契約から発生した債権を種類ごと(キャッシング・ショッピング等)に小分けにして請求書を送付していることがあります。
少額の督促状1枚を見て「この額なら払おう」と思って連絡してしまうと、他の債権についても支払いを求められ、思いもよらない金額になることがあります。
また、電話で「払います」と言った時点で債務の承認となります。借金を認めたことになり、時効が使えなくなるだけでなく、遅延損害金を含めた全額を支払うことになるリスクがあります。
② 詐欺だと決めつけて無視する
正規の会社なので、放置すれば裁判に発展します。
無視し続けた場合のリスク
- 自宅に訪問調査が来る
- 裁判を起こされる
- 給与・預金を差し押さえられる
また、ニッテレ債権回収はNTS総合弁護士法人や駿河台法律事務所に督促を委託していることがあります。法律事務所から書面が届いた場合は、法的措置が近いサインです。
どうすればいい?
正しい対処法
ニッテレ債権回収に連絡する前に、司法書士や弁護士に相談して時効を確認してください。
5年以上返済していない借金は「時効援用」で支払義務をなくせる可能性があります。
時効成立の条件
- 最終返済から5年以上経過
- 5年以内に債務の承認をしていない
- 10年以内に裁判されていない(判決後は10年に延長)
ニッテレ債権回収の請求書には「ヒント」がある
ニッテレ債権回収からの督促状には、時効かどうかを判断するヒントが記載されていることが多いです。
- 「判決残」の記載 → 過去に裁判を起こされている可能性
- 「弁済期限」の日付 → 時効の起算点の目安
届いた書面の内容を熟読し、時効援用の余地がないか検討することが大切です。
ただし、駿河台法律事務所からの通知には情報量が少なく、ご自分で判断するのは難しいケースが多いです。
よくある質問
- ブラックリストに載る?
-
載りません。ニッテレ債権回収は信用情報機関に加盟していません。
- 裁判所から届いたら?
-
「絶対に無視しないでください」答弁書で時効を主張すれば認められるケースも多いです。
【解決事例】時効援用で解決した3つのケース
ケース①:訪問調査の予告が届いた
| 相談内容 | 請求書を放置していたら「訪問調査を実施する」と書かれた赤い封筒が届いた |
|---|---|
| 解決方法 | 20年以上前の債権であり、10年以内の裁判もないことから時効の要件を満たしていることが分かり、 時効援用の手続きを行い、督促のストップ、支払い義務の消滅を確認。 |
大塚 勇輝 司法書士ニッテレ債権回収の請求書には「判決残」など時効のヒントが記載されていることがあります。とはいえ、個人で判断するのは難しいものです。
安易に電話をせず、放置もせずを基本に、判断が難しい場合には司法書士や弁護士にご相談ください。
ケース②:法的手続の予告が届いた
| 相談内容 | 「法的手続の準備に入らざるを得ません」という書面が届いた。詐欺だと思っていたが、昔使っていたカードの名前を見つけて、詐欺ではないと分かり相談にいたる。 |
|---|---|
| 解決方法 | 弁済期限が2002年で5年以上前の債権となっており、判決残の記載もなく時効の要件を満たしていることを確認。内容証明郵便にて時効援用の手続きを行い、督促のストップ、支払い義務の消滅を確認。 |



請求書に記載の「弁済期限」は時効の起算点の目安になります。
安易に電話をせず、放置もせず、判断が難しい場合にはご相談ください。
ケース③:駿河台法律事務所から届いた
| 相談内容 | 駿河台法律事務所から最終通告書が届いた。「かんそうしん」に心当たりがなかったが、15年以上前の銀行ローンだと判明 |
|---|---|
| 解決方法 | 過去に裁判されていたが10年以上前 のことであり、時効の要件を満たしていることを確認。 時効援用の手続きを実施して解決。督促のストップ、支払い義務の消滅を確認。 |



駿河台法律事務所からの通知は情報量が少なく、個人で判断するのは難しいです。安易に電話をせず、放置もせず、時効に詳しい法律家への相談を推奨します。
まとめ
ニッテレ債権回収からの督促状には、時効かどうかのヒントが隠されていることが多い傾向にあります。まずは届いた書面の内容を熟読し、時効援用の余地がないか検討すべきです。
ただし最近は駿河台法律事務所に委託されているケースが非常に多く、この場合は情報量が少ないため判断が難しくなります。
「いつか解決しよう」ではなく、裁判のリスクを無くすためにも、すぐに時効に詳しい法律家に相談してください。
アルスタ司法書士事務所では、時効援用について無料でご相談いただけます。
届いた通知をお持ちの上、お気軽にお問い合わせください。
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